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乳がん検診・マンモグラフィ検査でまた今年も引っかかる
昨日、乳がん検診・マンモグラフィに行ってホッとしていたのに、今朝、「要・再検査」の連絡が早速来てしまった。
だから、今日は朝から気分は超ブルー。
乳がん検査で左側が、ほぼ3年に1回位引っかかってしまうんですね。
再検査、行かないといけないので、予約を入れました。
どうせ行かなくちゃ行けないなら、早い方がいいのでね。
左側だけ、また、マンモグラフィで撮影して、超音波検査(エコー)するそうです。
「心配で、ドキドキする。」
もう、ため息しか出ないけど、しょうがないよね、自分に言い聞かせながら。
マンモグラフィとは
マンモグラフィとは、乳房専用のレントゲン装置です。
乳がん検診では、通常マンモグラフィによる乳房を板で挟み薄く伸ばした状態でX線撮影が行われます。
乳房を引っ張って、伸ばして、薄くなるまで板に挟まれるから、ちょっと痛いです。
ちなみに私は、普通のマンモグラフィ検査ではなく、トモシンセンス(3Dマンモグラフィ検査)というのを毎年受けています。
日本では40歳代からは、2年に1回は乳がん検診を受けることが推奨されているんですね。
アメリカでは乳がん検診、たしか、1年に1回の検査を推奨されていると思います。
「早期検査」「早期発見」「早期治療」をこころがけています。
トモシンセンス(3Dマンモグラフィ検査)とは
トモシンセンス(3Dマンモグラフィ検査)は従来のマンモグラフィ検査(2D画像)では乳腺の重なりで隠れて見えなかった病変がトモシンセンスでスライスして撮影をすることにより、病変を確認する事がしやすくなるようです。
日本人女性の乳房には高濃度乳腺(デンスブレスト) 高濃度乳房とも言い、マンモグラフィに白く写るのが特徴です。
乳房のがん細胞も、マンモグラフィで撮影したときに白く写ります。
高濃度乳腺(デンスブレスト) の場合も、乳腺が白く写るため病変が隠れて見えづらく、乳がん細胞との判別が難しくなります。
まるで、雪の上の真珠を探すようなもので、判別が非常に困難になります。
日本人女性のデンスブレストの割合は70~80%といわれています、ちなみ米国人女性のデンスブレストの割合いは約40%です。
その為、日本人の女性には、ハワイではトモシンセンス(3Dマンモグラフィ検査)がおすすめのようです。
乳がん検診で必ず引っかかる人、石灰化
乳がんではないのに必ず引っかかってしまう人は、石灰化がマンモグラフィに写る人の場合は検診で引っかかりやすいかもしれません。
石灰化とは乳腺の中にカルシウムが沈着したものをいいます。
良性の石灰化の場合、母乳が通る乳管の周辺や母乳をつくる腺葉の分泌液にできた沈殿物によって起こります。
乳がんが原因の石灰化は、壊死したがん細胞にカルシウムが付着したもので、石灰化の形や大きさ、分布の状態などから、良性なのか、悪性なのか判断するみたいです。
超音波検査(エコー)
私の場合は通常、マンモグラフィ検査で問題があった時、再度、マンモグラフィ検査で何枚か撮影しなおしてから、超音波検査(エコー)をされます。
超音波検査(エコー)を用いてしこりの有無、大きさなどを調べます
痛みは無いです。
マンモトーム生検(ステレオガイド下吸引式組織生検)
何年か前に、マンモトーム生検(ステレオガイド下吸引式組織生検)という検査をしました。
ステレオ撮影が可能なマンモグラフィを用いて病変を確認して行うマンモトーム生検です。
触診や超音波検査では分からない、石灰化などの病変に対して行います。
組織検査の為に病変部の組織を吸引して少し採るというものですが、病変部の位置によっては高度の技術が必要みたいです。
私は、ハワイの中でも大きい病院3件行きましたが、どの先生も、結局、病変部の組織が上手くとる事が出来なくて、4件目のクィーンズホスピタルの有名な先生が15分でやってくれました。
この際に石灰化がなくなってしまうと手術で取り除く場所の目印がなくなってしまいますので、かわりにステンレス製のクリップを埋め込んでおきます。
もちろん手術となった場合にはこのクリップごと乳腺を取り除きますが、逆に良性であった場合はこのクリップが乳房の中に残ってしまうことになります。
ただし、このクリップはお腹の手術などで使われるものと同じ素材ですので、体に害を及ぼす心配はありません。
私は、この検査の結果、良性だったので、今でもクリップがはいったままなので、レントゲンを撮るとクリップが写ってます。
この検査は局部麻酔をしてくれますので、検査中は痛みを感じませんが、検査後、数日は傷口が痛かったような記憶があります。
まとめ
再検査を受けた100人中96人は乳がんじゃないですって。
乳がん検診受診者の約203万人のうち、再検査が必要と診断された人は17万人位、割合にすると8.7%の人が引っかかる検査ですって。
良く調べてもらえる機会だと思いましょう。
早期発見で早期治療ができます。
私も、本当はこわいけど行ってきます。